「まあ、最初はこんなもんだろ」

竹田津は次のメッセージを書き込んだ。


No.60/第1回解答
投稿者/ taked2@1000 -(2001/09/10(Mon) 20:41:22)

    入学課題(なぜ勉強をしなければならないのか 単位1)

    解答1回目(9月10日)

    まずはカンニング抜き(他の解答者の答えや他の資料を一切参考にしない)で、今の自分が頭の中にある知識だけで解答しました。


    入学課題(なぜ勉強をしなければならないのか 単位1)


    1.第一関門

    > 問題A.ではなぜ、マイナーな知識を学ぶ必要があるのか? メジャーな知識を反復させることでエキスパートにする、すなわち高校、大学で小学生と同じ教育 を施して完璧に履修させた方が、実生活では役に立つのではないか? この問いに対し、回答を返せ。

    回答というより解答を返したいと思います。

    確かに「実生活がこれ以上進歩しない」ならそうでしょう。しかし現実にはそうはなっていません。パソコンの使い方は縄文人には必要のないものですが、現代人には必要な知識です。

    マイナーな知識を学ぶのは、未知の分野を開拓するスペシャリストを育成するためです。未知の分野を切り開くには既知の分野を踏まえる必要があり、そうした先人達の積み重ねがあったからこそ、今の「実生活」があります。

    実生活というのは今のままではありえません。昨日、今日、明日と常に変化します。それを生み出すためにも、マイナーな知識をスペシャリストは学ぶ必要があります。そしてそれを使う側も、より高い知識を要求されています。


    > 問題B.なぜ高校を辞めた人間が頭の固い大人によって差別されなければならないのか。問題Aを踏まえて頭の固い大人の論理を解き明かせ。

    それは「頭の固い大人のルール」に反しているからです。人間は、自分が信じている(または信じていると思っている)ルールに反するものを「敵」とみなします。

    頭の固い大人の論理とは、
    「『頭が固い大人のルール』に従い、それに全面的に同意、または服従するのであれば、あなたを『味方』とみなし保護、擁護してあげよう。そうでなければ『敵』とみなし、差別し、場合によっては攻撃する。」
    ということです。

    これに対して自分が取るべき方法は3つ。

    ひとつ目は、「頭が固い大人のルール」に従い、庇護してもらう。
    ふたつ目は、「自分のルール」を作り独立独歩でいく。そして時には「頭が固い大人のルール」と闘うこともありうる。
    みっつ目は、「頭が固い大人」の中で、「頭が固い大人のルール」を「自分のルール」に変えていく。

    どれを選ぶかは、個人の自由であり、選択です。


    > 問題C.問題A、問題Bを踏まえた上で、なぜ自分が勉強しなければならないのか、これを好きだからとか、趣味以外の概念を使って説明せよ。
    > 
    >(高校生のための注:概念とは、その範疇(範囲)にあるイメージを言う)

    それは「生活のために必要」、もっと簡単にいえば「食べるため」です。自分がどの道をいくにしろ、どんな人生を歩むにしろ、用いる戦術は多い方がいいで しょう。その戦術の中でも「知識」は最高クラスの戦術のひとつであり、しかも知識には際限がありません。
    そのために勉強します。



    2.第二関門

    この設問には「将棋」を例に答えます

    > 問題D.勉強において、なぜ広範な知識があるほうがいいのか。自分に当てはめた場合、どうなのか。

    将棋において定石、つまり勝利への最も確率の高い手筋を知っていることは、知らない人にくらべて圧倒的に有利です。プロの棋士にアマチュアが勝てないのは そのためです。広範な知識がある(多くの定石を知っている)のは、将棋に勝つために必要だからです。
    これを自分に当てはめた場合、食べていくために必要、と言い換えることができます。

    > 問題E.勉強において、方法論はなぜ多彩でなければならないのか。もっとも効果的な方法論を一つ学べばいいはずなのに、なぜ学校では複数の解法を教えたがるのか?自分に当てはめた場合、どうなのか。

    先年、七冠王になった羽生義治は、それまで悪手とされていた手(つまり他の棋士が意味がないと検討しなかった手)から、効果的ないくつかの定石を生み出しました。それが前人未踏の七冠王という偉業の原因にひとつといわれています。

    定石を覚えることは将棋に勝つための原則ですが、高段者同士になると既知の定石だけでは確実に勝つことはできません(双方知っているからです)。そのため には定石を拡大する、つまり自分だけの定石を作り出すことが重要です。そのため学校では複数の解法を教えたがります。

    これを自分に当てはめた場合、食べるためには多くの手段を知ってきた、と置き換えることができます。


    > 問題F.人間、考え方がしかっりしていると誉められる。単純であるほど畏怖される。これはなぜか。なぜ考え方がしっかりする必要があるのか、単純にする必要性はなんなのか。

    村山聖は「名人になる」ということだけを目標に、自ら持つ肉体のハンデをモノともせずに人生を突き進みました。今では将棋のタイトルも増えて「名人もその ひとつのタイトルに過ぎない」という棋士もいますが、村山にとっては将棋とは「名人になる」こと以外の何物でもありませんでした。
    「プロ棋士になり、名人になる」。考え方がしっかりしていないと、彼は幼少の時に死んでいてもおかしくありませんでした。そして将棋に対する単純さ、そして純粋さが人の心を打ち、畏怖されました。

    つまりは、そういうことです。


    3.第3関門

    > 問題G.流れとはなにか?

    「理」(ことわり)です。石を割るとき石の理を見つければ簡単に割れるように、そして水が高い所から低い所に流れるように、自然の中にある全ての物には「理」があります。


    > 問題H.輪郭を見なくなった時点で、流れを感じるようになった時点で、その人間は、どうなるのか。

    流れのひとつとなります。


    >問題I.制覇とはなにか。

    流れを感じ、それを横に、そして後ろに繋げることで、流れているのは自分の仲間になっていきます。そして全てが自分の仲間になった時、制覇したといえま す。鴨長明も言っています、「ゆく川の流れはたえずして、しかももとの水にあらず」


    > 問題J.なぜ世界には誰も勝てないのか。

    世界というのは森羅万象、つまり自然です。この自然の中には「自分」を含まれます。論理的な意味で「自分は自分に勝つことはできません」。もし勝てば 「勝った自分」と「負けた自分」が存在することになり、それは理に反します。ですから世界には誰も勝てません。


    > 問題K.修練をすれば、なぜ流れを感じることが出来るようになるのか。
    ただ闇雲に石を叩き続けるだけでは石は割れません(ただし気の遠くなるような回数を叩けば別です)。自分の知識を深め、洞察力を高めていかないといつまで経っても石の理は見つけられません。
    洞察力を高める、それが修練のひとつです。


    4.最終関門

    > さあそれではおさらいです。
    > 
    > 問題L.貴方は、何を学ぶのか?

    生きていくための方法、つまり「食っていく方法」を学びます。


    > 問題M.なぜ、学ばなければならないのか。

    人間、ご飯を食べないと死ぬからです。


    > よろしい、それは自分自身でこの項に決着をつけましょう。
    >
    > 問題N.なぜこの課題を3回とかせる必要があるのか。

    方法、手段、回数を変えて「なぜ学ぶのか」を深層心理に刷り込むためです


    > 問題O.なぜこの課題回答が公開されなければならないのか。

    私は弱い人間です。しかし同時に「恥ずかしいことはしたくない」という気持ちも持っています。自分の決意を公開することで、くじけそうになった時、初心を思い出し、恥ずかしくないようにするためです。


    > そしてなにより大切なことを貴方は考える必要があります。

    > 問題P.勉強した結果、どんな人間になりたいのか?

    もっと食っていける人間になりたいですね。自分を、そして自分の仲間を。


    > 問題Q.どんな勉強をすれば、そうなれるのか。

    自分のカンを信じ、今自分が必要と思う知識を得、それを実践で磨き、欠点を改善し、それを繰り返すことです。そして重要なのは「あきらめない」ことです。


    > 問題R.問題Qを実践する場合の問題点はなにか?

    自分の持ち時間が有限であることです。


    > 問題S.問題Rで示された問題点を突破する方法は?方法を思い付かないなら、どうすればいいのか?

    自分の次の仲間、例えそれが見たことのない仲間であっても、私の行動がなんらかのヒントにでもなれば、自分のしてきたことも無意味ではなかったと思います。
    そして、できれば自分の持ち時間が切れないうちに、AIでどこまでのことができるか試してみたいと思います。


    > 自分の言葉で答えなさい。

    > 問題T.なぜ皆が勉強する必要があるのか?

    「食べていくため」です。

    > 問題U.社会の発達段階で、なぜ皆が勉強するようになったのか。

    「より多くの人が食べていくため」です。

    >  よろしい。では少しだけ流れを拡大しましょう。
    > 学ぶ貴方に対して、教える方も存在します。勉強と言うものは、両方なければ存在できません。
    > 自分だけでなく、周囲を見る訓練をしましょう。自分だけで世界が出来ているわけではありません。

    > 問題V.理想の教育者とはなにか?

    正直で頼もしい人、でしょう。ただし理想の教育者は、同時に常に学ぶ側からのテストを受け続けています。
    もし師にあたる人がそれに値しないと私が判断したら、私はその場でそこを去ります。
    そして芝村氏、現時点では私が師匠と呼ぶにふさわしいようですね。

    > 問題W.なぜ理想の教育者が物を教えなければならないのか。

    より高みに届くためには、先人の最も高い所から翔ばないといけないからです。理想の教育者は全人格をもって、自分の最も高い所を教える必要があります。

    それが教育、ということです。


    > よろしい。それでは最後の問題にいきましょう。

    > 問題X.なにがよろしいのか。

    さあ? 私は嘘つきでも読心術者でも神様でもないので、なにが「なに」で、なにが「よろしい」のか、これだけでは見当がつきません。設問から「質問するのは主旨に反するな」と思ったので質問しません。

    > 問題Y.なぜこんなに問題が多いのか。

    これは全くの想像ですが、多分Aからはじめて、もう少しで設問がZまで届きそうになったので、こんなに問題が多いのでしょう。それについて質問しなかったのも問題Xと同じ理由です。

    > 問題Z.最後の問題は、空欄です。自分で問題を書いて自分で解きなさい。

    問題 第一回目で本気で全力で答えました。あと二回、「同じ答えはしないこと」という条件を守って解答できますか?

    とりあえず2回目はカンニングするので、できるでしょう。3回目は次回に答えます。


    以上。
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そして今回の基本戦略、戦術、参考資料を書き込んだ。


No.69/五輪書
投稿者/ taked2@1000 -(2001/09/10(Mon) 22:21:04)
U R L/ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/1/3300210.html

    「五輪書」
    宮本 武蔵・著 / 渡辺 一郎 校注 岩波文庫 460円
    ISBN4-00-330021-1

    敵が「壬生谷流剣術」でくるなら、こっちも史上最強の剣豪、宮本武蔵あたりで対抗しないと失礼にあたりますね。

    詳しくは上記URLで。あとワイド版ってのもあるようです。
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No.95/基本戦略1 3回のチャンスを有効に使う
投稿者/ taked2@1000 -(2001/09/11(Tue) 04:11:53)

    >  皆さんは何故回答を誤ったのでしょうか。理由は非常に簡単で、十分な調査、
    > 証拠固め、質問をしていないうちに早合点して答えをだしたことにあります。
    >  問題に対しては可能な限り調査し、これに対応する。この基礎がなってません。
    > 与えられた期間や質問する権利を十分に生かせず、出題意図と異なる推定の上
    > での回答をしてきています。
    >
    >  出題者(市場や、依頼主)の意図と違う物をどれだけ出してきても、また
    > それがどれだけ立派でも、所詮それはミステイクでしかありません。
    >  また、結果だけたまたま同じでも、それは偶然の成功でしかなく、連続成功する
    > 可能性は非常に低い、と言えます。その意味で、皆さんは回答を寄せる前にすでに
    > 戦略レベルでの敗北をしています。 これが実戦で上司がアホたれであれば、
    > 現場のプログラマやデザイナーは、勝ち目のない作品を作らされる悲劇に
    > 見まわれるでしょう。
    >  皆さんはまず戦うための第一歩として、綿密かつ十分な事前調査をするようにしてください。
    > 情報戦こそがプロになった皆さん方を生かし、守ります。

    この観点からいけば、まだ全員の質問が出きらないうちに回答を出す(しかも初回提出の猶予までまだ時間があるのに)のは、早計ともいえる。

    しかし今回は、その原則を少し外す方向で行ってみた。というのも、

    「答えを出すタイミングが3回認められているから」

    もっといえば、

    「3回という回数を使って回答する」

    必要があると解釈した。基本的な戦略としては「3回のチャンスをいかに有効に使うか」というのがキーとなる。

    そのため、初回はとりあえず威力偵察の意味もあり、「カンニングしない」ことを強調するため、なるべく早い時期に解答(ここが勘違いであったのだが....反省)を提出した。


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No.101/「第1回解答」の背景・戦術
投稿者/ taked2@1000 -(2001/09/11(Tue) 12:53:05)

      第1回解答での背景、戦術は次の通り。

    背景
    ・わざわざ冒頭で「カンニング可」と提示されているように、「カンニング」をいかに効果的に使うかというのが重要である。そのため初回は「カンニング抜き」というのがひとつの解法となった(本当は回答法ね)

    ・以下は何を意味するか
    >  学生番号貰っている人に限ります。
    > これから先は学生番号をキーにしたデータベースで
    > 個々の生徒の腕前や向上を見ます。

    > (追記)
    > ただし、所用で学生番号が貰えなかった場合については
    > 相談してください。
    こちらの権限で番号を発行します。

    ひとつは参加者のやる気をみるためだろう。「全て公開。メールでの回答は認めない」ということからもそれは分かる。
    それ以外に意味があるのか? < これ思いつく人がいればレスポンスください。

    戦術
    ・「分かりやすく」 この掲示板は中学生なども見ていることが多いだろう(アクセスカウンタを見れば想像できる)。モノを表現する場合、分かりやすく書く ことは難解に書くより難しい。評価をするのは師匠だが、読むのはそれ以外に大勢いることを忘れないこと。
    ・「初回は『流れ』を意識しない」 今回の解答では、個々の問題を独立した問題として解答し、特に流れを意識しなかった。そのため、設問A、B、Cはそれ ぞれ関連した問題であるが、わざと独立したような解答となった。これは設問X、Yも同様である。つまり今回のアプローチは「各個撃破」ではあるが、この問 題のアプローチとしては正直いって正しくない。これも3回の解答が認められているから使える方法である。
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そして、回答方法や、宮本武蔵について以下のような問答があった。


No.111/Re[2]: 26×3回×複数の回答者
投稿者/ taked2@1000 -(2001/09/11(Tue) 18:16:04)

    > 完成された回答を一つでもだせれば合格です。
    > はっきり言えば、私は徐々に完成に近づくことはないと思います。

    > 違う内容にしろ、というのは、問題を解くためのヒントなのです。

    > 不可です。同系統アプローチのチャンスは一度だけと思ってください。
    > 二度は多すぎます。

    > よろしいか。なぜ3回のチャンスがあるか、なのです。

    これは師匠の返答の抜粋ですが、これってかなり頭抱えてるんです。

    通常、人間て「これがベストだ」っていう案を出した場合、その次にブレイクスルーするのはかなり大変です。しかもそれを1週間ずつで2回続けろ、ってことですから、ハッキリ言ってある意味、人間業じゃないんです。

    そのために基本的な戦術としては、「ある程度レベルを落とした解答を出して、じょじょにレベルを上げる」っていうのが最も合理的です。つまり最後にベストを持っていく方法。
    しかし私の場合は、いきなりベストで行こうとしています。もちろんレベルを下げるという手もないわけじゃないけど、それは潔くないな、と(苦笑)。
    そこで初回は「カンニングしない」「わざと設問を連続した問題として見ない」というアプローチで「ベストではあるが見方を誤った答え」にしてみました。

    本当に3回目出せるか、実はかなり頭かかえてます(苦笑)。
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No.122/ヒント
投稿者/ 芝村@師範 -(2001/09/11(Tue) 22:25:45)

    >>完成された回答を一つでもだせれば合格です。
    > > はっきり言えば、私は徐々に完成に近づくことはないと思います。
    > >>違う内容にしろ、というのは、問題を解くためのヒントなのです。
    > >>不可です。同系統アプローチのチャンスは一度だけと思ってください。
    >>二度は多すぎます。
    > >>よろしいか。なぜ3回のチャンスがあるか、なのです。
    > >  これは師匠の返答の抜粋ですが、これってかなり頭抱えてるんです。
    > >  通常、人間て「これがベストだ」っていう案を出した場合、その次にブレイクスルーするのはかなり大変です。しかもそれを1週間ずつで2回続けろ、ってこ とですから、ハッキリ言ってある意味、人間業じゃないんです。

    そうだね。その通り。

    >
    >  そのために基本的な戦術としては、「ある程度レベルを落とした解答を出して、じょじょにレベルを上げる」っていうのが最も合理的です。つまり最後にベストを持っていく方法。

    合理的でもなんでもないです。
    貴方は大きな勘違いをしてますよ。


    正解のないところに正解をつくる。それが企画の仕事です。
    だがそれは唯一の方法論、唯一の概念ではかれるものではありません。

    もうひとつ、流れは連続的だから流れです。
    流れを教えているのに不連続な流れを強要するのは変な話ですね。


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No.154/Re[4]: ヒント
投稿者/ taked2@1000 -(2001/09/12(Wed) 12:49:19)


    >> そのために基本的な戦術としては、「ある程度レベルを落とした解答を出して、じょじょにレベルを上げる」っていうのが最も合理的です。つまり最後にベストを持っていく方法。
    >
    > 合理的でもなんでもないです。
    > 貴方は大きな勘違いをしてますよ。
    >
    >
    > 正解のないところに正解をつくる。それが企画の仕事です。
    > だがそれは唯一の方法論、唯一の概念ではかれるものではありません。
    >
    > もうひとつ、流れは連続的だから流れです。
    > 流れを教えているのに不連続な流れを強要するのは変な話ですね。


    私はアマチュアですから「3度とも本気の全力でいかないと駄目」というのは分かっているつもりでしたが、確かにミスリードを誘うような書き方になっているのは反省しないといけないです。

    わざわざ勘違いしていることの指摘、ありがとうございます。
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No.117/Re[4]: 26×3回×複数の回答者
投稿者/ taked2@1000 -(2001/09/11(Tue) 19:31:54)


    > 私もこれは考えました。
    > しかし、「自分の限界」が「回答の限界」でないのが、今回のポイントかなっと。

    なるほど、ブレークスルーにはそれが最も有効ですね。私の場合、どうもワンマンアーミー的な思考が強いので、参考になります。


    > 壬生谷流について検索したりしたんですが、河野通興という人が壬生川氏を名乗ったという話であっているやら。今回の回答には使いづらそうです。

    いやあ、あれは師匠一流のレトリックでしょう(苦笑)。どうせ道場潰すんなら、コンビニじゃなくてファミレスかゲーセンあたり(って何も変わってないか...笑)にして欲しかったです。
    剣術では宮本武蔵が史上最強といわれていますが、こと教育となると千葉周作の方が断然上ですね。それまで「一子相伝」だなんだって、一部の人のものでしかなかった剣術を、誰でも合理的に習える剣道にしたわけですから。


    >> 本当に3回目出せるか、実はかなり頭かかえてます(苦笑)。
    >
    > いや、まったく。
    > 次回は回答をひとまとめにして長文にしようかと悩んでいます。
    > ただ、長文にはもうインパクトがないような気もしています。

    いや、それはそれで有効だと思います。ついでに恣意的に設問の順番も入れ替えてみる、と。

    私は「カンニングする」「設問を連続で見ない」で答えの精度をあげて完成度をあげる方法も考えてましたが、今回のレスをみて気が変わりました。「カンニン グする」「設問を連続で見る」の正攻法でいってみようかな、と。で3回目は「出たとこ勝負」ですか(苦笑)。
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No.125/宮本武蔵?
投稿者/ 芝村@師範 -(2001/09/11(Tue) 22:57:43)

    > > >>壬生谷流について検索したりしたんですが、河野通興という人が壬生川氏を名乗ったという話であっているやら。今回の回答には使いづらそうです。
    > >  いやあ、あれは師匠一流のレトリックでしょう(苦笑)。どうせ道場潰すんなら、コンビニじゃなくてファミレスかゲーセンあたり(って何も変わってないか...笑)にして欲しかったです。

    残念だが現実は相続税を払える家が少ないのが現実でね。



    >  剣術では宮本武蔵が史上最強といわれていますが、こと教育となると千葉周作の方が断然上ですね。それまで「一子相伝」だなんだって一部の人のものでしか なかった剣術を、誰でも合理的に習える剣道にしたわけですから。


    新免武蔵は、突然変異です。
    はっきりいいますが、誰も彼の真似は出来ないし、近いレベルの戦闘も困難だと思います。
    木刀と太刀の打撃力は同じようなもんだと言うことが許されるほど、
    あるいは片手で武器を持てるほど、膂力握力が絶倫だったということでしょう。

    つばのない武器でかつ、柄が巻かれず、長い得物でないものを使う、つまりつばぜり合いもしなければ、長丁場もない、手に汗をかかずに戦って、槍との戦闘を問題としない。 一合とやりあわず、相手を倒しているのは間違い無いでしょう

    どうかしている。

    それは当時の武術のフォーマットを明らかに逸脱した存在です。
    彼と千葉周作を比べるのはナンセンスだと思います。

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No.152/Re[6]: 宮本武蔵?
投稿者/ taked2@1000 -(2001/09/12(Wed) 12:27:52)


    > 新免武蔵は、突然変異です。
    >  はっきりいいますが、誰も彼の真似は出来ないし、近いレベルの戦闘も困難だと思います。
    >  木刀と太刀の打撃力は同じようなもんだと言うことが許されるほど、
    > あるいは片手で武器を持てるほど、膂力握力が絶倫だったということでしょう。
    >
    >  つばのない武器でかつ、柄が巻かれず、長い得物でないものを使う、つまりつばぜり合いもしなければ、長丁場もない、手に汗をかかずに戦って、槍との戦闘 を問題としない。 一合とやりあわず、相手を倒しているのは間違い無いでしょう

    そうですね。有名な「二刀流」よりも実戦の場では「片手うち」が武蔵の本領だと解釈したほうが、理にかなっている気がします。
    ですから人は「剣聖」なり「天才」と呼ぶ、と。まあ他人が(特に後世の人が)なんと呼ぼうと、武蔵には関係ないことです。



    >
    >  どうかしている。
    >
    > それは当時の武術のフォーマットを明らかに逸脱した存在です。
    > 彼と千葉周作を比べるのはナンセンスだと思います。

    はい、もし(ってこれが無茶ですが)武蔵と千葉周作が勝負すれば、文句なく武蔵の勝ちでしょう。

    意を汲み取っていただき、ありがとうございます。
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No.156/Re[5]: ヒント
投稿者/ 芝村 -(2001/09/12(Wed) 13:50:33)

    >
    > >> そのために基本的な戦術としては、「ある程度レベルを落とした解答を出して、じょじょにレベルを上げる」っていうのが最も合理的です。つまり最後にベストを持っていく方法。
    >>
    >>合理的でもなんでもないです。
    >>貴方は大きな勘違いをしてますよ。
    >>
    >>
    >>正解のないところに正解をつくる。それが企画の仕事です。
    >>だがそれは唯一の方法論、唯一の概念ではかれるものではありません。
    >>
    >>もうひとつ、流れは連続的だから流れです。
    >>流れを教えているのに不連続な流れを強要するのは変な話ですね。
    >
    >
    >  私はアマチュアですから「3度とも本気の全力でいかないと駄目」というのは分かっているつもりでしたが、確かにミスリードを誘うような書き方になっているのは反省しないといけないです。
    >  
    >  わざわざ勘違いしていることの指摘、ありがとうございます。

    いえいえ。確実に学習されているようで真に結構です。
    貴方の学習能力の高さには敬服します。
    後は部下や同僚、敵を使う術に長けるようになれば、ゲームの一つや二つは
    作れるようになるでしょう。


    さて、今回の課題ですが、よろしいか。実にそこに答えがあります。
    流れはなんであって、どうすれば制覇できるか、それは
    部下や同僚、敵の扱いに通じます。 貴方は同輩を殺そうとして
    おられる。
    貴方の本気は結構。勉強しなければならない理由もまた重畳。
    だがそれが全てではありませんし、世界の過半を押えているわけでもない。

    制覇がなんたるか、流れがなんたるか、もう少し考えられるとよいでしょう。


    ゲームを作ると言うことは、我を通すことではありません。
    意を汲んでやるということです。それを忘れないで下さい。
    我らの仕事は、意を汲んでやることだと。
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「おいおい、敵はまだ『宮本武蔵』を相手にしている事に気がついてないみたいだぜ」

 竹田津は一人ほくそえんだ。

 ちょうどその頃、9.11で世界は大変な事になっていた。

 

(*注意* 登場する人物、団体等は、全て架空のものです)