俺が選ぶカブエンジン用のマフラーはコレ! ヨシムラ サイクロンTYPE-6

バイクのカスタマイズ(というか改造)を進めていくと、必ず突き当たるのが「どんなマフラーにするか」という問題である。マフラーというのは、見た目、性能、どちらでも重要なチェンジファクターである。
それだけに商品数も多いし、そのオーナーの考え方が出やすい。まあここでは、最高の、というより、俺が選ぶならコレ、という意味で、ヨシムラのサイクロンTYPE-6を紹介してみたい。

まず求めるのは「排気効率」

俺の場合、バイクの部品に何を求めるかというと、まず性能である。当然マフラーも性能重視であるが、マフラーを選ぶ際に最も何に注目するかといえば、「排気効率」である。マフラー(排気管)の役割は「とにかく排気をスムーズに外に排出する」ことにある。4ストのエンジンが2ストより原理的に優れていると思うのは、2ストのチェンバーのようなトリッキーはことをしなくていいからだ。排気はとにかく効率よく外に出す、4ストならこれを心がけていればいいことになる。そのため、個人的にはスーパートラップの側方排気にも疑問である。だって側方排気ということは、一度、排気をせき止めといて、横からじわ~と出す、ってことだろ? ど~考えても、排気効率を無視しているとしか考えられない。その意味では、ほとんど直管にサイレンサー巻いただけのヨシムラ サイクロンTYPE-6というのは、排気効率だけ見れば最高、というしかない。バイクにとって給排気というのは、エンジン本体の次に重要な機能である。ここで性能を追求しない、というのは個人的にはつまらない方向のカスタマイズ、というしかないと思う。

その他のマフラーに求める「条件」

ヨシムラは構造的にはTYPE-6と同じサイクロンマフラーを数本出している。TYPE-2とTYPE-4であるが、その違いは材質。TYPE-6はチタン(本体)&カーボン(サイレンサー)となっている。マフラーの材質となると、この組み合わせ以外には考えられない。本体がチタンということは、まず熱に強い。熱膨張などの影響を受けにくいということになる。そしてサイレンサーがカーボンということは、軽いということ。本体のチタンの軽さと合わせて、最も軽いマフラーの材質、ということになる。マフラーの材質はコレ以外にないというのは、そういった点にある。

個人的使用感

今までこの製品を2年近く使っているが、その使用感を。まず、バイクで給排気に手を入れるというのは、エンジン本体以外にすることが無くなった時にやることと思っていたので、マフラーの変更はマグナ50に乗り始めて2年目になってからになった。ノーマルのマフラーと較べての感想は、とにかく抜けがイイ、ということ。感覚的には、ノーマルの1.2~1.5倍ぐらいは、排気効率がよくなったんじゃないかと思う(あくまで感覚的な感想、でね)。あと、音がもの凄くいい。この音を手に入れるためにマフラーを交換するのも(懐に余裕があれば)決して間違った選択ではないだろう。
しかし、「給排気はバランス」ということを考えたら、ノーマルのキャブ、エンジンで、排気だけサイクロンTYPE-6というのは、あまりにバランスが悪い。もっと言えば吸気のキャブが、ノーマルの11パイでは小さ過ぎるのである。そのため、キャブを京浜PC20に変更したところ、その本来のマフラーの排気性能を体感できるようになった。キャブのレビューはまた別に詳しくやるので、お楽しみに。
給排気に手を入れると、バイクが今までとはまったく違った顔を見せることになる。その際、まず排気を先行してフィールをつかんでおいてから、次に吸気、という順番のほうが、混乱も少なくていいだろう。

ヨシムラ サイクロンTYPE-6。キレイにチタン焼けする、いいマフラーである。