クオリアという問題があるといわれている。しかし個人的にはそんなものは存在しないと思っている。
例えば赤いものを見て「赤い感じがある」というのがクオリアだといわれている。しかし本当だろうか。もし、赤い感じというものが普遍的あるのなら色盲という問題は生まれない。色盲があるということは普遍的な「赤い感じ」が存在しないということだ。人間はパターン認識したものを記号着地させて、「言葉」として処理する。その際に主観的な錯覚としてクオリアなどという考えが生まれたのではないか。
この世にあるものはすべて不可知である。たまたま網膜にそのパターンが映っていると脳が認識しているからといって、その物体が本当にそこにあるかどうかなんて分かるわけがない。世の中には幻視という現象があるのも知らないのかね。クオリアを考えた根源にはイデアというものが存在しているという誤解がある。結局、イデアの存在は証明できない。よってクオリアも単なる錯覚である。
