Lotus78 
もちろん、実車はロータスの作った元祖ウィングカーのF1。なんだけど、ここでいうのはそのプラモデル。田宮模型から、1/12、1/20でキット化されていた。
竹田津恩の中学時代の趣味はプラモデル作り。その中でも特に凝ったのがこのLotus78の1/20のキット。グランプリコレクションシリーズの第3弾(ちなみに第1弾はタイレルP34)で、当時の価格が1200円。5~6回も同じキット買っていろいろ仕様を変えて作っていた。No.5のマリオ・アンドレッティ仕様もいいんだけど、No.6、つまりグンナー・ニルソン仕様とかロニー・ピーターソン仕様とかシブいのが好き。特に自分でも最高傑作と思うのが1978年イタリアGPのロニー・ピーターソン仕様。なにしろロニー・ピーターソンの棺桶となった仕様である。当時のAutoSportsに載っていた数少ない写真を虫眼鏡で必死に見てなるべく実車に近づけた。ちゃんとヘルメットのバイザーも作ったさ。
当時通っていたプラモデル屋に持っていったところ、「ぜひディスプレイに譲ってくれ」といわれて譲った。というか憧れだった1/12 Lotus78と交換っていうからさ(あとちゃっかり現金ももらったが、子供にとってはかなりの大金だった)。でも1/12のキット見て、それと同じにまた1/20のキット買ってサイドポンツーンの形状を直したりした。とにかく今でも作れ、って言われれば作れると思う。
実はその後ウィリアムズFW07をベースにしてLotus79も作った。ただしやっぱ微妙なプロポーションが違う気がして人に見せる気しなかったけど。*1
あのままいけばもしかしたらプロモデラーを目指したかもしれん。FX-702Pに出会ってなかったら人生変わってたかも。