FlexScan 54T 
竹田津恩が所持していた17インチカラーモニタ。NANAO製。
ライター稼業が軌道に乗り始めて、そろそろPC-9801CVの狭くて小さい画面に飽きてきた頃。当時はPC/AT互換機ブームが始まりかけで、そろそろ自作機の1台でも組んでそっちで原稿とか書こうと思っていた。でも問題はCRT。というかその時満足なCRTを持っていなかった。当時はいいカラーCRTだと15~20万円ぐらいしていたのだが、PC-9801向けは基本的に640x400ドット。そんなモノに大枚はたく気は全然なくてラップトップだの一体型でお茶を濁していたのだが、PC/AT互換機ならVGAはおろかSXGAとか使える!ってことでちゃんとしたCRT買いに秋葉原へ。
正直モニタなんてどこ製でもよかったのだが、「やっぱりNANAOかなあ」とNANAO製品を徹底比較。20インチもあったのだがちょっと大きいってことで17インチに。その中で9万ちょいということで54Tにした。
正直このモニタはLCDに換えるまでずーっと使っていた。PC本体は何度か買い換えたが、モニタはなかなか陳腐化しないからね。入力が2系統あったのもよくて、常時2台以上のPCが繋がっていた。まあいい買い物だったように思う。