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TOP  >  Wiki  >  複雑学系的AI論 のバックアップ差分(No.5)
4: 2008-08-29 (金) 20:52:44 taked2 ソース 5: 2008-08-30 (土) 12:09:02 taked2 ソース
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#contents #contents
-''『複雑学系的AI論』(ふくざつがくけいてきえいあいろん)''とは、複雑学系におけるAIの考え方である。+''『複雑学系的AI論』(ふくざつがくけいてきえいあいろん)''とは、[[複雑学系]]におけるAIの考え方である。
** AIの定義 [#wcd8b132] ** AIの定義 [#wcd8b132]
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- 「ワン」と鳴いた。 - 「ワン」と鳴いた。
- この物体は自分の知っている「犬」の属性を8割以上満たしている。 - この物体は自分の知っている「犬」の属性を8割以上満たしている。
 +- この物体が「犬ではない」という理由は見つからない。
- この物体は「犬」だろう。 - この物体は「犬」だろう。
-おそらくこのような思考過程を辿って「犬」を認識する。ここで注意しなければいけないことは「犬の属性を8割以上満たしたから犬」と認識しているわけで、その物体が本当に犬かどうかは認識できない。イデア論、クオリア論など真剣に考えている人がいるが、複雑学系からすれば「そんなのイデアやクオリアが存在すると考えている前提が間違っている」というしかない。~+おそらくこのような思考過程を辿って「犬」を認識する。ここで注意しなければいけないことは「犬の属性を8割以上満たしたから犬」と認識しているわけで、その物体が本当に犬かどうかは認識できない。イデア論、クオリア論などを真剣に考えている人がいるが、複雑学系からすれば「そんなのイデアやクオリアが存在すると考えている前提が間違っている」というしかない。~
記号着地問題がことさら難しいように考えられてきたのは「犬の絶対的な本質とは何か」という点を考えすぎた所にある。現実に存在する物はすべて「相対的」なのである。自分という観察者がいて犬の属性を8割以上満たした物体があるからこそ、「犬」を認識できるわけで、絶対的な犬が存在するかどうかは不可知である。認識なんて結構いい加減なものである。~ 記号着地問題がことさら難しいように考えられてきたのは「犬の絶対的な本質とは何か」という点を考えすぎた所にある。現実に存在する物はすべて「相対的」なのである。自分という観察者がいて犬の属性を8割以上満たした物体があるからこそ、「犬」を認識できるわけで、絶対的な犬が存在するかどうかは不可知である。認識なんて結構いい加減なものである。~
-そう考えていくと記号着地問題とは、単にその物体(もっと広げて言うと「概念」)とその属性を定義したたデータベースを持てばいいということになる。後はその属性をどれぐらい満たしたかという割合を判定すれば、記号が着地する。それだけのことである。~+そう考えていくと記号着地問題とは、単にその物体(もっと広げて言うと「概念」)とその属性を定義したたデータベースを持てばいいということになる。後はその属性をどれぐらい満たしたかという割合を判定すれば、記号が着地する。それだけのことである。(( ああ、属性を定義するときに無限の定義付け問題をどうするかも考えないとな。それは最少限の定義は「常識」としてハードコーディングするしかない。人間でも赤ん坊としておぎゃーと産まれたときは常識が定義づけされていない。言葉を覚えることによって常識を身につけていくわけだが、AIにもそのような常識を教え込んでおく必要があるだろう。))~
** フレーム問題 [#tc72bcc5] ** フレーム問題 [#tc72bcc5]


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