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6.マグナ50ってこんなバイク

まあ、バイクなんて趣味の乗り物なんだから、自分が好きなバイクに乗っているのが一番だと思う。ハヤブサ最高、とか、ハーレーマンセー、って人がいても全然構わない。で、世にバイクが数多くある中で俺としてはマグナ50を選んだわけで(もちろん、原付免許で乗れるバイク、という制約の中での話だけど)、オーナーとしては、なかなかいいバイクだと思ってる。そこで、どんな点がいいのか、そしてここはイマイチだよな~、ってとこを紹介しようと思う。

マグナ50のメリット

燃費がよく、航続距離が長い

マグナ50のエンジンは横型カブエンジンなので、燃費の良さは保証付きである。メーカーカタログ値の105km/Lってのは無茶としても、45Km/L以上の燃費は保証できる。またタンクの容量が8Lなので、最大350~400Kmぐらいは無給油で走行できる。実際、俺のケースだと、松山→高知間を無給油で往復したりしてる。
だからガソリン代がほとんどかからない。1ヶ月に1回、給油すれば十分。そのため、俺としてはちょいおごってハイオク入れたりしてるのだけど、それでもほとんど懐が痛まない。満タンでもたった8Lだし。もちろん、レギュラーでも十分なのだけど、最近のハイオクっていろいろ添加剤とか入っててエンジンに優しいじゃん。
やっぱマグナ50の一番の魅力は、燃費のよさだと思う。

取り回しが楽

マグナ50は車重が100Kg弱なので、取り回しが楽。切り返しもラクラクだし、いざとなったらリアのキャリアを持って、よっこらせ、といったこともできる。またシート高が60cmなので、足つきが無茶苦茶いい。女の子でも両足がべったりつくんじゃないかな。アメリカンタイプの利点のひとつだと思う。立ちゴケなんてほとんどしないと思うし、したところで起こすのは非常に簡単。
それに原付なんで駐車する場所を探すのも楽。でも時々、原付って信じてくれない駐車場の管理人さんもいるけどw
近所の下駄替りでも、通勤通学の足でも、週末のツーリング用でも、十分に使えるバイクである。

故障が少ない

横型カブエンジンの利点のひとつなんだけど、ほとんど故障しない、ってことがある。最初にちゃんと慣らしをやっておくと、5万kmとか10万kmとか走っても、全然ノートラブル、なんて話もよく聞く。実際俺の場合でも3年目(走行距離2万km以上)に入るけど、エンジンはまったく快調そのものである。
それに万一故障しても、どこの町のバイク屋さんでもカブエンジンの修理はやってくれる。ツーリング途中でトラブルになっても、なんとかなると思う。

維持費が安い

燃費がよく、原付であり、故障が少ないので、とにかく維持費が安い。正直言って、ガソリン代を含めると、2ストのスクーターなんかより、全然安いんじゃないかな。買った時にショップのおじさんが「Dioの1/3ぐらいしか金かからないよ」と言っていたのだけど、なるほどと納得出来る。
マグナ50の場合、原付であるので、部品代が安い。ブレーキパッドやタイヤとかの消耗品も、上のクラスの車種に較べると、ウソみたいな値段である。
また4ストエンジンだから、オイルの交換も定期的にやるだけでいい。普通4スト車の場合は3000kmで交換、ってのが一般的だけど、マグナ50の場合はオイルの容量が少ない(1L)ので、俺は早めに交換してる。1000Kmに1回ってとこかな。それでも店で頼んでも1回1000円ぐらいなので、全然安いと思う。オイルの等級もホンダのG1クラスで十分だし。*1

走行安定性がいい

マグナ50は車格的には125ccクラスといってもいい大きさで、しかもアメリカンだから車高が低く重心が低いので、スクーターなんかに較べて走行安定性がいい。Dioだと30km/h以上はバランスが怖くて出せなかったのだけど、マグナ50になってからは、それ以上出してもいいかな、という気になる(あくまで、私有地で、だけどw)。
機構的にもフレームがダブルクレードル型、前輪がディスクブレーキ、そして後輪が4.50-12と原付にしては太めのタイヤと、走るという意味でも十分な性能を持っている。俺は1日で400kmぐらいのロングツーリングをすることもあるのだけど、他の原付だとまず無理だと思う。

カスタムのベースとして拡張性がある

カスタムのベースとして考えた場合も、マグナ50というのは結構恵まれてる。ロングセラーモデルであるので、専用の社外品もかなりある。またメーターやミラーのサイズなどは標準的な規格なので、汎用品も結構使える。電源も12V車なので、いろいろ流用が効く。
それに基本的な機構が、割と枯れた技術(キャブ、ギア、マニュアル)なので、カスタムする場合も都合がいい。セオリーというモノがほぼ確立されているからだ。
その上、マグナ50は兄弟車といってもいいほど、基本的な構造はモンキーと似ている。そのため、モンキーのエンジンパーツやキャブ、マフラーなども、ほとんどが流用可能である。4miniカスタムってのは、エンジンカスタムに興味のある人なら天国といってもいい環境なので、大いに楽しめること請け合いだ。
また、マグナ50のオーナー数も多いので、個人のブログやホームページでカスタムの方法を紹介している例も多い。情報入手の容易さっていう意味でもメリットがあるんじゃないかな。

カッコイイ

まあ、これは個人的な趣味の話なんで、そう感じない人もいると思う。それは十分に分かっているのだけど、個人的にはマグナ50ってカッコいいバイクだと思う。
アメリカンの要素がコンパクトにまとめられていて、過不足がない。バイクとしての基本的な性能も実用には十分。スタイル的にも一種の独特な存在感がある、と思う。マグナ50ってのは、ちょい古めのスタイルってとこも個人的にはツボだなあ。*2

マグナ50のデメリット

馬力がない

マグナ50の馬力は約4馬力だけど、車重が100kg弱にあるのに較べると馬力が足りない。カブ(80Kg)やモンキー(70kg)にくらべ、本体だけでも20~30Kgは重いわけで、しかも俺のような体重80Kgとかの人間が乗ると、車重は180kgとかになる。まだ平地走行ならそれなりに車の流れについていけるぐらいは可能だが、上り坂とかになると悲惨。2速20Km/hぐらいで、ノロノロ登ることになる。
まあ、ノーマルでは車重にくらべ馬力がない、というのがマグナ50最大の弱点だろう。

出足が悪い

マグナ50は出足が悪い。信号待ちなんかで、一斉にスタートしても、スクーターに普通は置いていかれる。
というのも、マグナ50の1速ってのは、超トルク重視なので5mも走るとすぐに2速にシフトアップしないといけない。しかし2速が1速にくらべ極端に重めのギア比なので加速が悪い。出足が悪いってのは、ここに原因がある。
これを改善するにはスプロケの歯数チェンジしかないのだけど、実はここでセオリー通りにやると、ある落とし穴が待っている。まあ、詳しいことはここ

積載量がない

MAGNA50 038.jpg
マグナ50は標準状態では積載能力はほとんどない。アメリカンというのはそういうものかもしれないけど、俺としては「カッコいいカブ」として買ったつもりなので、積載量を無視するわけにはいかない。
まあ、純正のオプションでリアキャリアがあるので、日常の足に考えている場合は、必須だろう。
あと、アメリカンっぽく、それらしいサドルバッグなんかをつけてもいいかもしれない。とはいえ、マグナ50のリア右側はマフラーが跳ね上がっているので、左片側のみのバックか、マフラー交換して両側振り分けのバックをつける、って事になるだろう。またその際、リアのウィンカーが微妙な位置に付いてるので、場合によっては移動することも必要になってくる。
まあ、本格的にハードタイプのボックスも付かないわけではない。うちの近所の人のマグナ50にはリアのセンター、サイド2つの計3つのハードボックスが付いているが、あそこまでいけば積載量は十分だろう。
俺としてはやっぱちょいルックス重視、ってこともあるので、ハードケース装着には抵抗がある。それに時にはみかん箱を運ばないといけないこともあるし。ってことで、純正のリアキャリアと、軍用品放出店で見つけた迷彩バックを付けている。全然アメリカンっぽくないけどw あとは、ナップザックを背負ってるかな。

原付1種である

原付1種である、というのはマグナ50の大きな魅力であるのだが、同時に弱点でもある。
油断してると原付1種の法定速度の30km/hなんか簡単に超えてしまう。また、このバイクはなぜか白バイとかの注目まで集めてるので、走っているとマークされていることもしばしばである。で、時に速度違反でキップを切られることもあるだろう。
それに当然、2人乗りはできません。
まあ、ど~してもというのなら、原付2種にしちゃうって手はなくもないのだけど、それには免許がいる。なかなか頭の痛い問題である。いや、ホント。

中古価格が高価い

マグナ50は人気車種なので、中古価格が結構高価い。まあ、個人的には値段相応と満足しているのだけど、「中古の原付が30万もするの~?」って人もいるだろう。程度のいいマグナ50を手に入れようと思ったら、20万円は覚悟しないといけない。
これだけは、がんばって貯金してね~、というしか無い。


どんなバイクを選ぶのか、ってのは、どんな女の子と付き合うのか、というのに似ているとこもある。外見が派手なタイプが好き、って人もいれば、とにかく内容重視だよね、とか、じゃじゃ馬じゃないと、なんて人もいるだろう。バイクってのは乗ってる人の趣味や考え方が如実に現れるからね。できれば長く付き合える相手を選んだ方がいいんじゃないかなあ、と個人的には思う。


*1 最初は自分でオイルの交換もしてた。自分でやると好きないいオイルとかも選べるからね。でも廃油処理とかの手間も結構面倒なので、普段はショップにお願いしてる。まあ一度は自分でオイル交換も経験しておいた方がいいとは思う。
*2 先行車種にJazzがあるんだけど、6V車であるのと、スタイルがチョッパー系なんで、個人的にはパス。だってチョッパーってアメリカのバイク泥棒が始めたスタイルらしいじゃん。ちょっとそれは、と思う。いや、あくまで、個人的な趣味の問題だけどね。
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作成:2011-6-27 10:30:39   更新:2017-5-2 15:37:30
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